2016年12月スペインの旅最終回・ダリの家へ

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「ダリが呼んでる」
スペインへ行くと決めたら
ふと湧いてきたこの想い。
この『なんとなく』の感覚は
やはりまちがっていないことを
今回改めて感じました。



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ホテルデュランで昼食をすませたら
予約した13:45発のバスへ乗り込みます。



↓なんだかオシャレなバスターミナル
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しゅっぱーつ!



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フィゲラスから東へ35キロ、
車窓は街中から海沿いへ



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次第にくねくね山道となり
揺られること1時間



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��ピレネー山脈を越えたようで!?)



終点のカダケスへ到着したときは
気持ち悪さ最高潮でした。オオゥ、酔ったゼィ(つД`)



しかし!しばらく休んで周りを見たら驚きました。
白いおうちがたくさん!白い町です!!



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地中海に面した街カダケスは
芸術家たちにも愛される高級リゾート地。



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ここから坂道をのぼり入り組んだ細い道を歩きます。



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1キロほど歩くと
小さな入り江 ポルリガットに到着です。



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ここにダリ夫妻がかつて暮らしていた家、
通称 卵の家があります。



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ココです!!



ダリの家にお邪魔するには公式サイトからの
予約が必要(1人12ユーロ)
しかも1グループで8人の定員制で
ガイドさんが必ずついて自由に見学はできません。
言葉の問題があるけど8人もいるしね
なんとかなるか!の軽い気持ちで受付行ったら
予約した16:10は我々のみで、
しかももうお客さんこないから
すぐに案内してくれるというのです!
そうです、なんと私たち
ダリのおうちを貸切!!!(アワワワ!)



玄関の前で待つことしばらく



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カギがガチャリとあき中へ通されました。
「おじゃまします」と挨拶し中へ入ると
大きなシロクマがお出迎え!



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個性的な内装が続くのかと思ったら
リビング、寝室ともに落ち着いた空間で
とても素敵でした。こんな家に住みたい!!



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アトリエの窓から見渡せる地中海の景色には…
なんだか泣きそうでした。



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どうなることかと心配したガイドさん(女性でした)とのやり取りも
ゆっくり説明してくれたおかげで
なんとかなりました。ヨカッタ!



ガイドさんがつくのは家の中だけ。
バイバイして庭へ出たらあとは自由に見学できます(お庭もとても広かった!)
そしてここから屋根の上に乗った卵を
見ることができるのです!



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素敵でしょう?



そうそう卵といえば私は常に
マロン氏の一部を持ち歩いています。



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その入れ物に卵の器を選んだのですが
卵は生の象徴であるというダリに
少しでも近づきたくココにマロン氏もお邪魔させてもらいました。
おかしなこと書きますがね
ダリとマロン氏の共演、なんちって!爆



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いっしょに来れて嬉しいね、まろん



朝起きてダリである幸せを
毎日感じていたという彼。
天才であるということを貫き
足が悪くなってからも外では
自慢のステッキを使いカッコつけていたんですって。



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こうして思いっきりダリの家で遊ばせてもらった私たち。
家を出るとき、扉のそばには「またおいで」と
ダリの姿が見えるようでした。



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街へ戻る帰りのバスは18:15、



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再び山道を揺られたあと
20:45の新幹線に乗り継ぎ
バルセロナに戻ってきたのは21:40でした。



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以上、これにて
スペイン・バルセロナ旅行記はおしまいです。
スペインといえばフラメンコ、情熱の国、
ラテン系などのイメージだったのが
私が見たものはその先入観と全く違ったものでした。
思っていたより暗いし、踊らないし。



でもアートの喜びにどっぷりと浸かれたのは
とても贅沢で最高の心の充電ができました!
街は無料の野外美術館だしね!



あいかわらず書き始めたら止まらなくなり
長くなってばかりでしたが
このスペイン日記にお付き合いくださり
ありがとうございました。



またいつかのチャンスを願いつつ
つぎの旅立ちまで、ごきげんよう



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