どうか かの地でも、笑顔溢れる時を

動物には”煩悩”がなく
清らかなまま旅立つので
お経は短めでよい、と
何かで見たのを覚えています



ここ数週間、色々ありました。
マロンが旅立ってからちょうど一週間後、
義母から電話がありました。
叔父さんが 亡くなったよ、と。
まさかこんなときの連絡に
頭も身体も追いつきませんでしたが
バタバタと支度をし新潟へ帰りました。
出会ったときから穏やかで 優しい叔父さん、
大好きだった叔父さんの顔を見たら号泣でした。
って、その前からずーっと泣いてましたが(てへぺろ



久しぶりの新潟で粛々と進んでいく葬儀、
私はひそかに連れてきた(と思い込んでる)マロン氏にも
そのお経をきかせる気持ちでしたが途中 フッと 、
もしかしてこの情け無い私を見兼ねて
叔父さん家から連れ出してくれたの?
マロン導いてやるから、と言われてるような
そんな想いも湧いてきました。



葬儀もひと段落した後、気分転換になるかと
1人映画館へ行きました。
話題だからと軽い気持ちで『君の名は。』見てみたら
号泣しまくりで帰ってきたというオチです。



- 望みどおりいいだろう、美しくもがくよ ー



いちいちズキズキくる個所が多く
ムムゥ、一人でヨカッタ…(T ^ T)



生あるものは必ず死あり、
マロンが元気なときから
理解していたつもりだったのに
いまだ気を抜くとアワアワします。
乗り越えるには周りに たくさん話をして
聞いてもらうことですと
マロンの葬儀のときに言われました。
嬉しいことに私の話を聞いてくれる方は
たくさん居てくれますもんね!エヘ!!



少し悩みましたがあの続きを
残しておこうと思います。
暗い気持ちにさせるかもしれないので
どうぞご無理なさらずに。
もう一度だけメソメソ書かせてください。



・・・・・・・・・・・・



マロンが亡くなって火葬をお願いする所を
モヤモヤの状態で探しました。
初めて検索するワードに手が震えました。
このあとはパパジが仕事のため私一人で
全てやらなければいけないことに
怖い気持ちもありましたが
そんなこと言ったらマロンが悲しみます。
最期まで見届けるのが私の責任だった、と
心にエンジンをかけ直しました。



ペット葬儀で検索をしても
どれも相応しくないように思え
なかなか良いところが見つからずいましたが
「ココだ!」とピンときたのが深大寺動物霊園でした。
ウチから近所でこちらのドッグランは
なんども遊びに行きました(つω`*)
その場所にペット霊園があったなんて。



震えながら電話をしたら
約束の時間に女性の方一人が
自宅へ来てくれました。
最初におまいりさせてくださいと手を合わせてくれたのですが
その様子を見て「ここにしてヨカッタ!」と思えました。
��私には わかるのです)
そして手続きをしながらマロンの話をしたあと
マロン用のお船が用意されました。



私がそこへマロンを移動させ終わるとその女性
「最後のお別れをなさいますか、
わたくしは外へ出ますので」と言いました。
私は一晩中ずーっと喋ってましたし(!)
これで終わりと思ってないので
「いえ、それはもう すんでいます」と即答し
次の手順へそのまま進んでもらいました。



するとその方
「それでは あいてるスペースに
よかったらメッセージを」と。
いやあ、これにはびっくりでした(>_<)
あまり迷わずサッと書いたのですが
泣きながら手元がよく見えなかったよ。あはは



もろもろを無事に終え
車まで私が運んだのですが
そのお迎えにきた車の豪華なこと!
人間と同じようで驚きました!
「暗くて淋しくないように灯りをつけてまいります」
…なんて優しいんだ!爆



そんなこんなで翌日…
自宅へお連れしますと言われましたが
「いいえ、私が迎えに行きます!」と
朝一でバイクに乗りました。



到着すると息を引き取ったわんちゃんを抱っこして
泣きながら火葬の手続きをしているカップルが。
それを見て「大丈夫よ、大丈夫」と
なんだかよく分からない気持ちに。
と、奥から係りの方がマロンを連れてきました。
まぁなんてちっこいの、マロン!と
ギュッと抱きしめましたよ。



そのあと「おかえりマロン!」の気持ちで
いつものマロンバックに彼を入れ、
メットをかぶってバイクを動かしました。
向かった先はいちどマロンと来てみたかった
明治神宮外苑のイチョウ並木です!
このときはまだ黄色い世界には早かったのですが
私にとっては一生忘れないであろう景色、
一緒に散歩できて嬉しかったよ。



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・・・・・・・・・・・・・・・



色々な試練は「気付き」のために
あるんだそうです。
愛情は時に奇跡を起こします。
次々におこる試練、これを乗り越えた先に
また別な奇跡がおこりますように。



心配してくださった方、
本当にありがとうございます!
私は、元気です!!ウッス!!



● オ マ ケ ●



新潟からの帰りは一人だったのもあり久しぶりに高速バスを利用しました。18時に東京駅着という昼便でしたが…



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号泣した映画のせいか東京のビル群が
やたらまぶしかったよ



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コメント

tomoe さんのコメント…
このブログを読んで少し安心しました。と同時に、マロン君との別れの時(火葬)の話を読んでリュウジのことがつい最近のことと思えるくらい涙が出て来ちゃった。
あの時のことはいまだにはっきり覚えてて...
亡くなった日はいったん家に連れて帰り、次の日の朝いつものようにリュウジを車に乗せて...と言っても私一人では抱えきれないから(旦那は先に仕事場へ)近所に住んでいるお客さん(女性)が迎えに来てくれました、リュウジを乗せて店までの道のり...これが最後なんだって...号泣だったかな?
それから、葬儀屋さんが迎えに来てくれて、その時にまた知り合いご夫婦もお別れに来てくれたりと、店にとってかけがえのない子だったんだと...
私の場合は店でいろんな人が来てくれるから、リュウジのこともよく知ってて話出来たから乗り越えられた気がします。
大好きな叔父さんが亡くなられて、それもまた、悲しい出来事だったと思うけど、きっとまやんちゃんが思っている通りだと思うよ。
今は叔父さんがマロンくんを可愛がっているんじゃないかな?
gasgas さんのコメント…
悲しい出来事が続いちゃったね。
読んでて鼻がツーンとしてきた。
きっと今頃は叔父さんとマロンちゃんで楽しくお散歩しているかも。
雪が心配ですが仙台楽しんでますか?
美味しいものいっぱい食べてるかな。
昔仕事で何度も行ったから懐かしいな〜。
風邪ひかないようにね!
まやん さんのコメント…
★tomoeさん
お返事するのが遅くなってしまいすみません(>_<)
tomoeさんのリュウジくんとのことを書いてもらえてやはり何年たってもこの気持ちは同じなんだなと思いました。
tomoeさんも書いてくれたとおりほんとワンコ達は旅立つときを自分で決めていたんだと日が経つごとに思えます。考えたら実家で老ニャンコが静かに旅立ったときも、母が家にいる時でした。リュウジくん、本当にお客さんからも愛されてとても人気者だったのですね。うちもリュウジくんと同じで幸せな さいごとなってくれて良かったです。
私もね霊園の方が自宅へ迎えにくるまでは、そばを通るたびに身体をなでてチュッチュしてました。1週間前にお風呂に入ったばかりだったからフワフワのいい匂いも最後までしてて…その残ってるシャンプーが捨てられそうにありません(笑)
私ももう一ヶ月…とても長い時間を過ごしてるような感じもしてます。なによりこうして話を聞いてもらえて、私の気持ちのなかで整理されているのを少しづつ感じてきています。tomoeさん、ありがとうです(T ^ T)。.:*☆
まやん さんのコメント…
★gasgasさん
ただいまです〜♪
雪、私も朝のテレビを見て驚きました!なにがって、仙台は一粒も降らなかったんですよ〜!友達も3人とも新潟でもまだ降ってないから、初雪になるかと思ったのにと話してました。それにしても仙台は美味しいものがたくさんで楽しかったです♪ たらふく食べる私をお空から見てる叔父さんとマロンに「あちゃー」って言われたかな?(つω`*)言われてると、いいな。