教習を終えてみて

人生はサバイバルだと
藤岡弘さんが言っていました。

昨日の卒検、受験したのは
10名ほどでした。
3つのグループに分け、
私はラスト4番目でのスタート。
緊張のあまりクランクでふらつき
足をついてしまいました。
この瞬間、パイロンを倒したと思い
こりゃダメだなと思っていました。

全員が終わりみんなで待つ時間の
長かったこと！
合否発表はみな同じ部屋で
担当だった教官の後ろに並びました。
結果を聞くのも最後の私は
合格して笑顔で部屋を出る人、
残念ながらもう一度補習の人と
順番に見送りました。

そして最後、自分の番！
教官のニヤリとしたような顔と、
先ほど書いたようにダメだと思っていたことで
やっぱりダメかと受け取り
「またつぎ、がんばります！」
と先に言ってしまったら
「まだ何にも結果言ってないからね！」
と笑われてしまいました。
そして「合格だけどね！」と！

ああ！本当ですか！！
信じられない言葉に倒れそうでしたが（！）
合わせて私の弱点をズバッと指摘されました。
それを踏まえ
最初は早朝なんかの交通量が少ない時や
一方通行の道であえて練習するといいよ、と言われ
そんなんで免許もらっていいのですか！？と
聞きたくなりました。

そして3番教室で卒業式をするので
移動してと言われ
受付の前を通ったら、
仲良くなった受付のみなさんに
「合格だったんですね！」と言われ
私もうれしくて駆け寄ったら
「3番教室！」と教官に言われ
なんだか中学の頃を
思い出しました（ジーン）

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引き起こしのテストから始まった
初めてのバイク。

最初の実技では教官に
「大きな声で厳しいことを
言うかもしれませんが
皆さんのことを憎いわけではありません。
とにかく怪我をしないように」
と言った意味が次第にわかりました。

そして通い始めた教習では
200キロのCB400は
デカくて、重くて、重くて…！
止まっては立ちゴケ、
降りる時も立ちゴケ、と
全身筋肉痛の日々でした。

そうなると今度は怖い気持ちが出て
終わるたびに
「思っていたのと違うし」とか
「こんなハズではなかった」とか
家に帰るととにかくグッタリでした。
それでも一晩寝ると
バイクに乗りたくなる自分がいました。

とりあえずは怒られながらも
休まず教習所へ向かうことを
己で褒め（！）
出来るまでやる！の気持ちで
ここまできました。

そうこうするうち
感覚がわかるようになり
急制動（40k以上で加速して11m以内に停止）では
初めて褒められたんですYO！完璧だと！（エグエグ）

約三週間ほど、教習所では
よってたかって
免許をとらせてくれました。

同時に
事故ったら死ぬ！ということを
何度も言われ続けた日々。

事故に遭って
命があったらラッキーと思え、
いくら相手が悪くても
死んだら言い訳もできない。
バイクのほうが命を落とす危険が
高いことを常に忘れず
寿命を全うしてください、と言われたことも
忘れられません。

それが昨日の卒業式では
バイクは鉄の馬とも言われたりしますが
一体となって走れる楽しさを
ぜひ楽しんでください、と
最後の最後で初めて
「楽しさ」について
聞けた気がします。

あんなに立派な
サイドガード付きのバイクで
もう練習出来ないと思うと
さみしい気持ちも…
いや、やっぱり、
かなり嬉しいです！！！（がはは！）

ちなみに
このあとすぐに免許センターへ
行きたい気持ちワンサカですが
じつは私、新潟の聖籠まで
行かないといけないのです（オーノー！）
そんなわけで実際に乗れるのは
もう少し先になります。

…楽しみは、とっておくよ！！

��教習所でいつも見て元気をもらっていたポスターです(つω｀*)）